主に工場やビルのなどの施設には、施設内の快適性や省エネ等の目的で計測機器や制御機器が取り付けられています。「計」る機器を「装」する。これが「計装」です。
近年、SDGsやSociety 5.0など、世界的に脱炭素社会に向け大きな動きがあります。建物で消費されるエネルギーの割合は大きく、計装業界への省エネの需要はますます高まってきています。

計装業務には多岐にわたる知識が必要になります。中央監視システムを構築するためのサーバー、ネットワーク、セキュリティの知識。様々な設備、それらを制御するためのロジック、電気、熱の知識。実際に施工する際には、材料や協力業者、工程の段取りや、安全管理なども考慮する必要があります。

それにも関わらす、ニッチかつ専門性の高い業界であるため、ネット上ではこれら計装業務の情報はほとんど見ることができません。

したがって、以下の理由が本ブログの目的です。

• 計装エンジニアにとって必要な情報を提供し、問題解決の一助となること。
• あまり世間に知られていない計装業界を知ってもらうこと。

皆さんのお役に立てることを願っています。